皆さんは右利きですか?それとも左利きですか?左利きの人はおよそ10人に1人の割合だそうです。私もそんな10人に1人という割合に入った左利きです。
私は幼いころから勉強そっちのけでスポーツに全力を注いで参りました。左利きはスポーツで有利といわれます。もちろんその理由は理解しています。ですが、振り返ってみれば逆に不利だったことも多いのです。
本記事の内容
*意外とある!左利きが不利となること
*それでもやっぱり左利きはスター性がある
以上の内容をお話しします。スポーツのために強制的にサウスポースタイルに変更する人もいますが、これから変更しようと考えている人がいれば本記事は参考になると思います。
左利きがスポーツで有利とされる理由
*競技によっては左利きが動きやすいポジションがあるため
*左利きの人は観察力・イメージ体現力が高い人が多いため
相手が左利きに不慣れな場合は有利
対人競技の場合、一般的には右利きの人との勝負になることが多いです。それは自分が左利きでも同じですね。左利きの自分からすれば右利きと戦うのはいつものことでも、相手からすると『左利き相手はなんかやりにくい・・・』という状態になります。
*実は自分が左利きでも、相手が左利きだと『なんかやりにくい・・・』というようになるのですけどね。慣れてない相手だと本来の能力が出せなくなるのは自然のことですね。
競技によって左利き有利なポジションがある
チームスポーツにはポジションがありますね。単純な話ですが、〈左利きの人は左サイドのポジション〉にすごく強い。万能な人は右利きでもどのポジションもこなしますが、左特化の左利きの人の方がやはり動きが良いです。
左利きの人は観察力・イメージ体現力が高い
左利きの人にとって、〈誰かに教わる〉〈誰かを真似る〉というとき、相手は基本右利きです。だからといって特に困るわけでもないです。右利きの人の動作を感覚で左に変換してやるだけです。無意識・自然にですが、同じように右でやれば良いことをわざわざ左でやってるのが左利きです。それをスポーツだけでなく、日常的に行っているので、自然と〈観察力〉と左に変換して行う〈イメージ体現力〉が身に付きます。『左利きの人は器用な人が多い』と言われる理由でもありますね。
意外と多い!左利きが不利となること!
*左利きから教わる機会が全然ない!!
*左利き用の物&場所が少なすぎる&高い!!
左利きはポジションを選べない
スポーツでは左利きが有利になるようなポジションがあります。ですが、そういったポジションは枠(数)が少ないんです。得意かどうかは基本関係なしに左利きはその数少ないポジションに置かれます。他のポジションはあまりやらせてくれないので、もうソコで頑張るしかないんです。勝ち取ればいいだけのことですが、ポジション争いはかなりキツイです。
左利きから教わる機会が少ない
右利きの人に教わるからといって、特に困りはしません。ですが実際に左利きの人から教わるとすごくプラスになります。左利き特有のクセや思考や経験なども混ぜてもらえますしとても分かりやすいです。しかしそんな経験はなかなか得られません。
左利きの人は、観ているスポーツのスタープレーヤーが左利きだった場合異常に食いついて観ることがあります。内心では左利きの人から学ぶことに飢えているんです。
左利き用のゾーンが狭すぎ&少なすぎ
右利きの人は気にしたことがあるでしょうか?左利き専用の道具を売っているスペース、左利きも練習可能な練習スペースなどを。イジメを受けているかと思うくらい狭くて少ないです。最悪左利き用がない場合もあります。さらに左利き用は種類が少ない上に高い!ということも珍しくありません。
左利きにとっては全部よくある普通のことです。。
それでもやっぱり左利きはスター性がある
左利きには特有の不満もありますが、それでもやっぱり輝いているスーパープレーヤーや伝説の偉人には左利きの人も多いです。サッカー史上最高の選手と呼ばれる〈リオネル・メッシ選手〉も左利きですね。
日本の格闘技界には神童〈那須川天心選手〉もいます。世界的にみても左利きは目を引きますし飛びぬけた才能を発揮する人が多いです。もちろんそういった人は常人が真似をしようとは思わないほどの努力もしています。
最後に
たしかに多くのスポーツで左利きは有利と言われています。ですが一般な左利きプレーヤーは、左利きであるがゆえに苦い思いもした経験があるはずです。『とことんやってやる!』ぐらいの気持ちがあるのならば!矯正で左利きになるのもアリだとは思います。